| 課題名 | 九州地方におけるカドミウム低吸収品種を用いたヒ素・カドミウムの同時低減を可能にする栽培管理技術の開発 |
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| 課題番号 | 2013025420 |
| 研究機関名 |
独立行政法人農業環境技術研究所 熊本県農業研究センター |
| 研究期間 | 2013-2014 |
| 年度 | 2013 |
| 摘要 | 農セほ場(節水区・間断灌漑区・湛水区)、現地ほ場(節水区・間断灌漑区)で、コシヒカリ環1号およびコシヒカリを栽培し検証した。 玄米中のヒ素濃度(総ヒ素・As(Ⅲ)・DMA)は、農セ(黒ボク土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して高い傾向があり、現地(灰色低地土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して低い傾向があった。また、玄米中のカドミウム濃度は、土壌中濃度の低い農セ(黒ボク土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリの差はみられず、現地(灰色低地土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して低い傾向があった。 稈長・穂長は、農セ(黒ボク土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して短い傾向があり、現地(灰色低地土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して長い傾向があった。精玄米重は、農セ(黒ボク土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して低い傾向があり、現地(灰色低地土)でコシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して高い傾向があった。農セでは、倒伏予防のため施肥を少なめに実施し、現地では前作の鋤きこみ等により多肥傾向であったことから、コシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して肥料成分の吸収効率が高いことも考えられる。また、厳密な水管理が実施できた農セでは、両品種とも節水<間断灌水<湛水の順に収量が増加した。 外観品質では、両品種とも節水<間断灌水<湛水の順に整粒粒比が増加した。なお、農セ(黒ボク土)で、コシヒカリ環1号はコシヒカリと比較して整粒粒比が短い傾向にあり、基部未熟粒比が高い傾向にあった。また、品種間・水管理に関わらず粒形に差はみられなかった。 |
| カテゴリ | 肥料 栽培技術 施肥 品種 水管理 |