クリーン農業総合推進事業、ハウス栽培におけるほうれんそうの、   高度クリーン栽培技術の開発

課題名 クリーン農業総合推進事業、ハウス栽培におけるほうれんそうの、   高度クリーン栽培技術の開発
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
研究分担 研究部・生産環境グループ
研究期間 止H25~27
年度 2014
摘要 目的:ほうれんそうにおける化学合成農薬および化学肥料窒素5割削減栽培技術を開発し、高度クリーン栽培および特別栽培を推進する。、成績:ア 化学肥料窒素5割削減区の4作の合計収量はハウスAが5,897kg/10a(慣行区の80%)、ハウスBが6,220kg/10a(同90%)であった。代替Ⅰ区、代替Ⅱ区の4作合計収量は慣行区と同程度であった。、 イ 代替Ⅰ区のほうれんそうの硝酸濃度は、1作目は慣行区に比べやや低く、2~4作目は同程度であった。代替Ⅰ区のビタミンC濃度は、1作目は慣行区に比べやや高く、2~4作目は同程度であった。、 ウ コナダニと鱗翅目幼虫の発生が少なく被害が不明瞭であったため、化学合成農薬5割減のリスク評価が困難であった。、 エ 1作目(春期)でのコナダニ発生量は冬期間に屋根を撤去したハウスで被覆を継続したハウスより少なかった。コナダニに対する茎葉散布剤であるフルフェノクスロン乳剤4000倍の効果はDDVP乳剤1000倍(現在登録失効)の効果に比べ明らかに劣り、散布2日後の補正密度指数はDDVP乳剤が14.0、フルフェノクスロン乳剤は68.4であった。ダゾメット粒剤30kg/10aの土壌混和処理は消毒後1作目でのコナダニ発生をほぼ抑制した。シロオビノメイガに対するカウントされない農薬(A剤(未登録))の効果は、発生量が少なく判定できなかった。萎凋病とコナダニに対する土壌消毒の効果を検討するためのハウスほ場を農試場内に造成した。
カテゴリ 肥料 病害虫 くり 栽培技術 土壌消毒 農薬 ほうれんそう

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