北海道におけるさつまいも導入に向けた品   種特性評価および栽培技術開発

課題名 北海道におけるさつまいも導入に向けた品   種特性評価および栽培技術開発
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
研究分担 地域技術グループ
研究期間 止H24~26
年度 2014
摘要 目的:他県産並みの収量及び品質を確保しうる栽培法及び貯蔵法について明らかにする。、成果:北海道産の食味は粘質傾向であったが、乾物率が30%以上で他県産並の食味が確保された(データ略)。、 収量および食味から判断した結果、北海道での栽培に適した品種は、「シルクスイート」「クイックスイート」「ベニアズマ」「コガネセンガン」「べにはるか」であった。、 安定的に上芋収量2.5t/10aを達成するには、生育期間の日積算気温が約2400℃必要であった。北斗市では、5月下~6月中旬に定植し9月下~10月中旬に収穫すると収量3.0t/10aとなり乾物率も優れた。、 定植時に定植方法、栽植密度を調整し1mあたり6~10節埋設すると500g(2L規格)以上の芋の収量が増加し、15~18節埋設すると200~500g(M~L規格)の芋の収量が増加した。、 粘質な褐色低地土と腐植質黒ボク土とで収量及び品質に差は見られなかった。定植後1か月のpFが高いと初期生育が劣り、不良形状(条溝)芋が増加した。、 収量および窒素、リン酸、カリの圃場からの収穫物持ち出し量から、上芋収量2.5t/10aの施肥標準量を5-10-15kg/10aとした。、 キュアリングについて、ビニールハウス内でビニールシート被覆する方法でも一定の腐敗抑制効果がみられた。貯蔵条件は13℃で貯蔵した場合、翌年1月下旬でもほとんど腐敗の発生が見られなかった。
カテゴリ かんしょ 栽培技術 施肥 品種 良食味

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