課題名 |
新農業資材の実用化技術の開発 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター水田農業試験場
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研究分担 |
水田農試水稲部
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研究期間 |
完H26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:新たに開発された新農薬・肥料・資材の効果や使用方法を検討する。 成果:除草剤では、移植栽培で11剤を検討した結果、9剤が◎、2剤が○と判定した。直播栽培で8剤を検討した結果、4剤が◎、3剤が○、1剤が△~◎と判定した。生育調節剤では、NGR-072粒剤を幼穂形成期に処理したところ、収量向上効果は認められたが、白未熟粒等の発生を抑制して品質を向上する効果は認められなかった。農薬では、水稲虫害において14剤を検討した結果、4剤で実用性が高い、4剤で実用性がある、4剤で「効果はやや低いが実用性はある」、2剤で「実用性がない」と判定した。水稲病害においては7剤を検討した結果、葉いもちに対しては6剤で「実用性が高い」、1剤で「実用性がある」と判定した。穂いもちに対しては2剤で「実用性が高い」、3剤で「実用性がある」、2剤で「効果はやや低いが実用性はある」と判定した。正珪酸は、高温処理により品質が大きく低下する気象条件になく、白未熟粒の発生を少なくする効果は認められなかったが、胴割粒の発生が少なくなった。また、登熟が向上する傾向を示した。トップスコアマグは、高温処理により品質が大きく低下する気象条件になく、品質向上効果は認められなかったが、登熟が向上して収量が高まる傾向を示した。エナゾールは、水稲の生育および収量への影響を検討したところ、対照区と同等であった。、
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カテゴリ |
病害虫
あま
直播栽培
収量向上
除草剤
農薬
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