母牛の子宮環境改善による受精卵移植受胎率向上技術の確立

• 研究機関名: 福井県畜産試験場
• 研究分担: 若狭牛ブランド化研究Ｇ
• 研究期間: 継Ｈ26～27
• 年度: 2014
• 摘要: 目的：福井県産三ツ星若狭牛を生産拡大していくためには受胚牛の状態を改善し、移植頭数の向上、受胎率の向上を図ることが重要である。今回、乳用牛の繁殖成績低下の要因の1つとされている酸化ストレスが、黄体ホルモン濃度と受胎に及ぼす影響について検討した。、結果：ＡＩ後5日目の黄体ホルモン濃度が2.5ng/ml以上で受胎率が高い傾向にあった。2.5ng/ml以下の牛では受胎率が低い傾向にあったものの、ホルモン処置により受胎率が改善する傾向にあった。酸化ストレスが100U.CARR以下で受胎率が高い傾向にあった。酸化ストレスは農家間で差がみられ（p＜0.05）、受胎率に影響を及ぼしていると考えられた。、
• カテゴリ: 受精卵移植 受胎率向上 生産拡大 繁殖性改善