軟弱野菜における施肥による食味変化の数値化手法の開発

課題名 軟弱野菜における施肥による食味変化の数値化手法の開発
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 環境
研究期間 継(H26~H27)
年度 2014
摘要 軟弱野菜栽培では施肥量や施肥方法が食味を左右する大きな要因の一つである。そこで、施肥改善による良食味野菜生産を目的として、味覚センサを用いて施肥量の違いによる食味の変化を明らかにする。、1.コマツナを夏期及び秋期に、窒素とカリウム施用量を変えて栽培を行い、味覚センサ等を用いて食味の変化を調査した。その結果、夏期及び秋期とも、窒素施用量が少ないほど味覚センサの旨味(後味)評価値が高くなり、官能評価では「苦味」が強くなる傾向がみられた。一方、カリウムの増肥によって味覚センサ旨味(先味)評価値が高くなったが、官能評価では明瞭な差はなかった。、2.ホウレンソウを秋期に、窒素とカリウム施用量を変えて栽培を行い、味覚センサ等を用いて食味の変化を調査した。その結果、窒素を減肥することで、アミノ態窒素量が減少する傾向がみられた。また、カリウムの増肥によって味覚センサによる旨味(後味)評価値が低下し、官能評価でも「旨味」が低下し、糖含量及びアミノ態窒素含量も減少する傾向がみられた。従って、これらの項目を用いることで、施肥量による食味変化の数値化が可能であった。、
カテゴリ カリウム施用 こまつな 施肥 ほうれんそう 野菜栽培 良食味

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