ブドウのチャノキイロアザミウマの防除対策の確立

課題名 ブドウのチャノキイロアザミウマの防除対策の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 病虫
研究期間 完(H24~H26)
年度 2014
摘要 岡山県特産のブドウにおいて、チャノキイロアザミウマに対する薬剤散布量の低減や散布労力の軽減を目指した防除対策を確立する。平成26年度試験の結果、以下のことが示唆された。①「マスカット」でチャノキイロアザミウマの誘殺数は、1月加温栽培は少なく、3月加温は多く、無加温は少ない。ネギアザミウマは、全ての作型で5月下旬~6月下旬を中心に多い。無加温栽培の「瀬戸ジャイアンツ」はチャノキイロアザミウマは少なく、ネギアザミウマは多い。②ネギアザミウマは主に硬核期以降の果粒を加害する。③ネギアザミウマは、果頂部表面のみを吸汁し、吸汁1日後には吸汁痕が白斑になる。褐点病病斑はこの白斑上に連続的に拡大する。柱頭痕基部の褐点病病斑周辺のネギアザミウマ加害痕に褐点病菌が増殖し、病斑が拡大したものと考えられた。④3月加温及び無加温栽培でのネギアザミウマの被害防止は、6月上旬~中旬の薬剤散布によ抑制される等。
カテゴリ ねぎ ぶどう 防除 薬剤

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