促成栽培ナスのミナミキイロアザミウマに対する新たな天敵を組み合わせた総合防除体系の確立

課題名 促成栽培ナスのミナミキイロアザミウマに対する新たな天敵を組み合わせた総合防除体系の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 病虫
研究期間 継(H25~H27)
年度 2014
摘要 県南部の促成ナス産地において、ミナミキイロアザミウマは薬剤感受性の低下により防除効果が低下しており、今後は化学農薬のみに頼った防除は難しくなると予想される。そこで、市販天敵のスワルスキーカブリダニと新たな土着天敵として注目されているタバコカスミカメを組み合わせたミナミキイロアザミウマの安定的かつ効果的な総合防除体系を確立する。これまでの結果、以下のことが示唆された。①促成栽培ナスの生育初期におけるタバコカスミカメの4頭/株及び8頭/株の放飼は、ナスの収穫果に対する影響は認められない。②栽培期間を通じてアザミウマ類の密度及び果実被害を抑制するためには、両天敵の併用が必要。③促成栽培ナス圃場におけるバンカー植物として、両天敵を最も多く温存し、ナスの害虫種の発生がほとんど認められないスイートアリッサムが最適である等。
カテゴリ 病害虫 害虫 タバコカスミカメ 土着天敵 なす 農薬 防除 ミナミキイロアザミウマ 薬剤

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