課題名 | 夏秋雨除けトマト栽培における高温・強日射に起因する裂果対策 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所 |
研究分担 |
高冷地 |
研究期間 | 継(H24~H28) |
年度 | 2014 |
摘要 | 県中北部の夏秋トマト産地で問題となる夏季の裂果防止対策を検討した。その結果、今年度は夏期が低温寡日照で裂果の発生自体が少なかったものの、遮熱処理は安定的に日射及び果面温度を低下させ、遮光処理は強日射時に日射及び果面温度を低下させて裂果が減少する傾向がみられた。また、フルメット液剤の果房散布は裂果を軽減し処理濃度が高いほど効果が高まる傾向であること、仕立て方として4段果房直下からの2本仕立ては裂果軽減効果と増収効果が得られる可能性のあることが明らかとなった。さらに、自動開閉式遮光とフルメット液剤の併用、及び遮熱処理とフルメット液剤の併用処理は、それぞれ単独処理より高い軽減効果が得られる可能性が示唆された。 |
カテゴリ | トマト 裂果防止 |