課題名 |
地域資源循環システムの再構築 |
研究機関名 |
山口県農林総合技術センター
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研究分担 |
土地利用・食品・園芸・経営・放牧・林業・資源
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研究期間 |
継H25-28 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:本県農業従事者の平均年齢は70歳を超え、担い手不足が顕著である。減少する農業産出額(平成22年:640億円)は、昭和59年のピーク時の約半分である。このような状況を改善するため、県では農地及び新規就業者の受け皿として法人経営体の育成を加速化させており、平成28年度までに集落営農法人を300法人にする目標を立てている。、 既に設立され、営農を行っている法人の経営意向調査結果(平成22年)で、規模拡大を指向している法人が最も多く、その方法として野菜等による経営の複合化、米・大豆の作付拡大、経営の多角化の順に高い率となっていた。、 しかし、経営の複合化や作付拡大を行う上で最大の課題は、作業競合であり、この課題を克服するには雇用人員の増加あるいは作業の省力化等が必須となっている。、 また、雇用人員を確保するためには年間雇用できる作業の確保も課題となっている。、 そこで、本課題では集落全体の資源に目を向け、土地利用作物、集約型作物、畜産、森林資源の活用も含め、技術開発、その経営評価も行い、集落の収益の最大化を図れるモデルを提示することにより、地域資源を活用した人、モノ、金の循環システムを提案する。
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カテゴリ |
規模拡大
経営管理
省力化
大豆
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