課題名 |
オリーブの低コスト省力生産体系の確立、2 省力収穫技術に対応した栽培管理の確立 |
研究機関名 |
香川県農業試験場
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研究分担 |
小豆オリーブ研究所
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研究期間 |
完H22~H26 |
年度 |
2014 |
摘要 |
目的:国産オリーブオイルの需要拡大に対応するため、低コストで省力・安定生産が可能な栽培体系を確立する。、成果:省力的整枝技術としてヘッジング剪定法を検討した。剪定量はヘッジング区が慣行区の29%と少なく、剪定時間は10a当たりに換算すると7時間38分(40%)削減できた。収量は直近3か年の10a当たりの収量を比較すると、ヘッジング区が2,513kg/10aで慣行区は2,831kg/10aであり、ヘッジング区の方がやや少ない傾向となった。収穫方法の違いはレーキ(熊手)収穫では、収穫効率に大きな差は見られなかった。また、機械収穫では、レーキ収穫よりも収穫効率が勝るが、ヘッジング処理による違いは、収量が慣行区よりやや少なかったため、機械収穫による収穫効率の差は判然としなかった。、植栽方法について、植栽間隔を4×2m、5×2m、6×2mとし、作業効率を比較した。4×2m区の収量は多かったが作業効率は悪く、逆に6×2m区の作業効率は良いが収量は少なかった。5×2m区の作業効率は6×2m 区と同等で19.5(kg/hr/人)であり、10a当たりの収量も良好であると考えられた。
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カテゴリ |
オリーブ
栽培技術
栽培体系
需要拡大
低コスト
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