オリーブの低コスト省力生産体系の確立、3 土壌管理・防除技術の省力化の検討、(2) 防除技術の検討、①炭疽病の発生および防除時期に関する試験 

課題名 オリーブの低コスト省力生産体系の確立、3 土壌管理・防除技術の省力化の検討、(2) 防除技術の検討、①炭疽病の発生および防除時期に関する試験 
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 小豆オリーブ研究所
研究期間 完H22~H26
年度 2014
摘要 目的:国産オリーブオイルの需要拡大に対応するため、低コストで省力・安定生産が可能な栽培体系を確立する。、成果:低価格農薬の適期散布による農薬散布回数の削減技術について検討した。、① 炭疽病の発生および防除時期に関する試験、ア) 開花期前後の防除時期の違いによる防除効果を比較した結果、いずれの処理区も10月中旬頃まで発病はほとんど認められなかった。10月下旬以降の発病については、開花前防除と開花後防除の効果はほぼ同等で、開花期前後無防除の方が発病は少なかった。本年は開花期前後に降雨が少なくこの時期の感染が少なかったため、防除効果は判然としなかった。、イ) 開花直前の花序および果実における炭疽病菌の感染および発病を調査した結果、花序でわずかに感染が認められたが発病は認められなかった。果実では6月下旬から感染が認められ徐々に感染率が高くなったが、発病は着色の始まる10月下旬頃から増えはじめ、着色が進むとともに高くなった。ただし、本年は昨年と比較して着色が遅く発病果率も低い傾向であった。、ウ) 冬期(1月)の調査において、炭疽病菌は無病徴の葉、緑枝、枯枝、脱落していない果梗および果実に存在していることが明らかになった。
カテゴリ 病害虫 オリーブ 栽培体系 需要拡大 省力化 炭疽病 低コスト 農薬 防除

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