画期的WCS用稲「たちすずか」の特性を活かした微細断収穫調製・給与体系の開発実証

課題名 画期的WCS用稲「たちすずか」の特性を活かした微細断収穫調製・給与体系の開発実証
課題番号 2014026500
研究機関名 (独)農業・食品産業技術総合研究機構(近畿中国四国農業研究センター)
(独)農業・食品産業技術総合研究機構(近畿中国四国農業研究センター)
広島県立総合技術研究所
(国)岡山大学
(株)タカキタ
研究期間 2013-2015
年度 2014
摘要 微細断長稈対応収穫機では、試作機を現地実証試験に供試してデータの収集を行った。収穫・高密度輸送体系では収穫機ワゴンを改良し、実証データを収集した。調製技術の実証では、「たちすずか」を用いてバンカーサイロ及びロールベールで貯蔵した稲WCSの発酵特性と微生物フローラの評価を行った。
飼料特性評価では、「たちすずか」について、理論切断長と牛のそしゃく行動及び消化生理の関係について明らかにした。泌乳試験では、微細断収穫処理は飼料摂取量や乳量の増加効果などに影響しなかったが、一方で懸念された粗飼料価指数(飼料の物理性)の不足や乳成分の低下などのデメリットも生じないことを明らかにした。肥育試験では18ヶ月齢時点の中間成績として、微細断した「たちすずか」WCSは飼料摂取量及び増体成績の向上に有効であることを確認した。黒毛和種繁殖牛では微細断飼料稲WCS給与による分娩後の繁殖成績や代謝プロファイル(血液検査から栄養状態等を評価する方法)への影響、育成牛では定量給与及び飽食給与が発育に及ぼす影響を調査している。
酪農経営と肥育経営における現地実証では、キューブラップサイロ(圧縮してストレッチフィルムで6面梱包した飼料)を用いた簡易バンカーサイロを作成し、調製試験を行った。繁殖経営における現地実証では、順調な体重増加、分娩を確認し、簡易バンカーサイロでの調製を行った。収穫調製・給与体系の経営評価では、モデルを提示し解析を行った。
カテゴリ 経営管理 収穫機 乳牛 繁殖性改善 輸送

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