課題名 | トマト・パプリカの効率的周年安定生産技術の確立 |
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課題番号 | 2014027552 |
研究機関名 |
(国)千葉大学 国立大学法人 千葉大学 |
研究期間 | 2010-2014 |
年度 | 2014 |
摘要 | パプリカでは、株の光合成量が低下する冬季においてCO2施用の効果を検証した。2013年10月21日にパプリカをロックウールスラブにベッド間180 cm、株間30 cmで定植し、2014年の1月7日から施設内のCO2濃度を500 μmol・mol-1で管理した。その結果、CO2施用した株は担果力が高まることを明らかにし、収量は対照よりも19%増加して3.83 kg・株-1であった。また、CO2施用による収益性を試算したところ、CO2の施用コストは23.9万円であったが、増収益分は46.1万円であった。一方、トマトでは移動式移動ベンチシステムでの栽植本数および収量を実測するとともに、葉面積指数の推移およびベンチ間隔に影響を与える要因について調査し、本システムの収益性を明らかにしたとともに精度の高い生育予測システムの必要性が明らかとなった。 |
カテゴリ | コスト 栽培技術 CO2施用 生育予測 トマト ピーマン |