| 課題名 |
夏期高温で多発する水稲の紋枯病および疑似紋枯病の発生実態解明および防除対策の確立 |
| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
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| 研究分担 |
研究部生産環境グループ
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| 研究期間 |
継H27~29 |
| 年度 |
2015 |
| 摘要 |
〇研究の目的:水稲の紋枯病・疑似紋枯病の発生・被害の実態を解明し、紋枯病および疑似紋枯病の防除対策を確立する。、〇研究内容: 1)紋枯病および疑似紋枯病の発生実態調査、 2)イネ紋枯病に対する「きたくりん」の感受性評価(各H27~28年度) 、 3)疑似紋枯病の被害許容水準の設定、 4)イネ紋枯病の効率的な防除対策の確立、 5)イネ疑似紋枯病の防除対策の確立(各H28~29年度)、〇成果概要: 1)紋枯病および疑似紋枯病の発生実態調査で、菌種別割合は、道南では紋枯病菌が8圃場、赤色菌核病菌が3圃場、褐色菌核病菌が7圃場から分離された。道央・道北では、紋枯病菌が7圃場、赤色菌核病菌が11圃場、褐色菌核病が19圃場であった。渡島・石狩では紋枯病菌、空知・留萌では、赤色菌核病が広く分布し、多くの圃場では褐色菌核病が混発している実態が明らかとなった。全道の発病度は0.5~50.5であった。、 2)イネ紋枯病に対する「きたくりん」の感受性評価では、「きたくりん」、「ななつぼし」、「きらら397」の紋枯病の病斑高率は2014年が46.3、59.1、52.5であり、「きたくりん」の発病は他の2品種よりやや少ない傾向があったが、2015年は49.9、36.0、34.9と逆に「きたくりん」の発病は他の2品種より多く、年次間差が認められた。、 3)疑似紋枯病の被害許容水準の設定では、病斑高率と全乾物重、精玄米重には負の相関が、屑粒率には正の相関があり、本病による減収はあると見込まれた。千粒重や粒厚分布とは相関が無かった。発病調査の時期は8月4半旬(出穂15日後、水落とし直後)から9月2半旬(出穂35日後、収穫20日前)まで、いずれでも減収要因との相関は同じ傾向だった。病斑高率と、腹白未熟粒数などのいくつかの異常米要素はゆるい正の相関があり、本病による品質への影響はあると見込まれた。、 4)イネ紋枯病の効率的な防除対策の確立では、バリダマイシンの無人ヘリ散布による防除価は16、茎葉散布による防除価は29であり、前者の方が劣った。無人ヘリ散布で農薬登録を有する薬剤の成分を含む他の3剤の茎葉散布による防除価は、57、4、29であり、これらの薬剤も無人ヘリで散布した場合には、茎葉散布より防除効果が劣ると考えられた。水面施用剤は防除価80、育苗箱施用剤の防除価は32~69であった。
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| カテゴリ |
病害虫
育苗
くり
水稲
農薬
品種
防除
薬剤
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