| 課題名 |
カドミウム高吸収ソルガム新品種を用いた野菜畑土壌浄化技術の開発、 ア.カドミウム高吸収ソルガム新品種のカドミウム吸収促進技術の開発、 ①北海道でのソルガム多回刈によるカドミウム吸収促進策の検討 |
| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
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| 研究分担 |
研究部生産環境グループ
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| 研究期間 |
完H25~27 |
| 年度 |
2015 |
| 摘要 |
〇研究の目的: 施設土壌を対象に、ソルガムによる土壌のカドミウム濃度低減とその浄化期間の短縮化技術を開発する。また、野菜類の中で国際基準値の超過リスクの高いほうれんそうを用いて、土壌浄化目標値とその検証技術の策定を行う。、〇研究内容、 1)施設野菜畑でのソルガム多回刈りによるカドミウム吸収促進技術の開発(H25~27年度)、 2)ソルガム栽培後の浄化効果検定(H27年度) 、〇研究開始後の状況変化とその対応 、 ほうれんそう栽培では土壌pHの影響が大きいため栽培前の目標pHを6.5とした。、〇成果概要: 1)ソルガムの合計地上部乾物生産量は、2回刈り区>3回刈り区>4回刈り区となり、これまでの結果と同様であった。2回刈り区の総地上部乾物生産量(kg/10a)は2,564であり、3、4回刈り区の総地上部乾物生産量は、それぞれ1,979および1,672であった。、 2)ソルガムCd吸収量(g/10a)は、2回刈区、3回刈区および4回刈区がそれぞれ6.2、4.9および5.5であり、2回刈り区で多い傾向だった。、 3)ソルガム栽培がほうれんそうの生産性およびCd濃度に及ぼす影響をみると、Cd低吸収品種「トラッド7」およびCd高吸収品種「ミストラル」ともに、4回刈り区が草丈および粗収量が低かった。Cd濃度は2回刈り区で両品種とも無栽培区より低下しており、「ミストラル」では3回刈り区でも低下していた。、 4)ホウレンソウ栽培後の土壌pH(0-15cm)は目標pH6.5にほぼ達していた。土壌のカドミウム濃度は、栽培前後で明瞭な変化が認められなかった。、〇成果の活用面と留意点、 1)取りまとめ総括機関である農環研が各地域のデータをもとに浄化技術を提示する。、 2)施設野菜畑でのカドミウムの浄化技術が確立され、浄化期間の短縮化が可能となる。、 3)施設栽培の野菜類に対するカドミウムの国内基準値が設定された際に活用できる。
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| カテゴリ |
施設栽培
新品種
ソルガム
品種
ほうれんそう
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