地域ブランド強化のための高品質食用・加工用サツマイモ品種の開発

課題名 地域ブランド強化のための高品質食用・加工用サツマイモ品種の開発
研究機関名 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
研究分担 研究部地域技術グループ
研究期間 継H27-31
年度 2015
摘要 〇研究の目的: 北海道に適した、高品質な食用・加工用サツマイモ品種を開発する。、〇研究計画: 寒冷地での有望系統の地域適応性評価(H27~31年度) 、〇成果概要: 1)本年度の供試系統の特性評価は以下の通りであった。、・「関東139号」:(「ベニアズマ」対比)上芋収量は同等で、条溝や曲がりが少なくA品+丸芋率は高く、揃いも良い。塊根はやや小さい。切干歩合は低く、やや粘質だが食味は同等。次年度も継続検討する。 ・「関東143号」:(「ベニアズマ」対比)上芋収量は少ないが、条溝や曲がりが少なくA品+丸芋率は高い。塊根はやや小さく長い。切干歩合はやや低いが、肉質は同等で甘味はやや強い。次年度も継続検討する。 ・「作系47」:(「ベニアズマ」対比)上芋収量はやや少ないが、条溝や曲がりが少なくA品+丸芋率は高い。塊根はやや小さく長い。切干歩合は低いが、食味は同等。次年度も継続検討する。 ・「12LTS-21」:(「タマユタカ」対比)上芋収量は少ないが、A品+丸芋率はやや高い。塊根はやや小さい。干し芋の肉質はやや粘だが、甘味がやや強く、食味はやや上。中白は少。芋によっては肉にアントシアニンが見られ、肉色が安定しない。「ほしこがね」と比較すると上芋重、A品+丸芋率、蒸切干品質で劣る。次年度の検討は中止する。、 2)有望系統の生芋品質について、ベニアズマと比較するとともに、同時期の府県(つくば)産と比較した。今回青果用として供試した系統「関東143号」は、他の系統より乾物率および澱粉歩留まりが高く、また澱粉糊化温度が低くBrixも高かった。これらの品質が蒸し芋の食味で評価された要因と考えられた。北斗産はつくば産より乾物率・澱粉歩留まりが低いことから粘質傾向になり、また、澱粉糊化温度が低くBrixが高いことから甘くなりやすいと考えられた。しかしβ-アミラーゼ活性が低く、蒸し芋糖度では有意な差は見られなかった。今後寒冷地でβ-アミラーゼ活性が低下する原因を検証するとともに、より活性の高い系統の選定及び適応性調査が重要と考えられた。、〇目指す成果とその活用策: 早ければ29年度の品種化が期待される。加工用に関しては次年度以降新系統を供試することで30年度以降の品種化を目指す。、
カテゴリ 加工 地域ブランド 品種 良食味

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