課題名 | マンノビオースが比内地鶏の発育に及ぼす影響の解明、 |
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研究機関名 |
秋田県畜産試験場 |
研究分担 |
比内地鶏研究部 |
研究期間 | 継、(H27)、~、(H28) |
年度 | 2015 |
摘要 | 研究の目的、 近年、配合飼料の高止まりにより、生産者の収益が減少している。、生産コスト削減のためには、生産性を改善する必要がある。、 ヤシ粕を酵素処理した「マンノクリーンβ」はβ1,4-マンノビオースを主要有効成分(10%以上含有)とする天然の飼料機能材である。、これまで、マンノビオースをブロイラーへ給与することによって、筋肉タンパク質の合成が促進され、筋肉重量が増加することが報告されているが、地鶏への給与効果は明らかとなっていない。、 そこで、本研究では、マンノビオースが比内地鶏の発育へ及ぼす影響を明らかにする。、試験計画、 (1) 比内地鶏へのマンノビオース添加試験、 マンノビオースを0.2%添加した飼料を異なる期間(0-9W、9-23W、0-23W)給与し、発育等への効果を調査する。、 (2) 飼料摂取調節物質および筋肉分析、 視床下部および筋肉を採材し、飼料摂取調節および筋肉重量の増加に関連する遺伝子発現量を調査する。、実績・成果、 (1) マンノビオースを異なる期間に給与した結果、マンノビオースを最後まで添加した0-23W添加区の体重および平均日増体重は配合飼料のみを給与した対照区と0-9W添加区より有意に優れていた。、 (2) 飼料要求率は0-23W区<9-23W区<0-9W区=対照区の順に優れていた。、 (3) 解体成績に差は認められなかった。、 これらの結果から、比内地鶏へマンノビオースを添加することによって発育が改善されることが示唆された。 |
カテゴリ | くり コスト 鶏 |