「シャインマスカット」の省エネルギー型温度管理体系の確立

課題名 「シャインマスカット」の省エネルギー型温度管理体系の確立
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 果樹研究室
研究期間 完H25~27
年度 2015
摘要 1.加温栽培に適した地上部管理法の確立、加温栽培において、果粒が大きく、糖度の高い果実を生産するための新梢管理及び着果管理について検討した。その結果、加温栽培での過剰な果粒肥大は大房化を招き、糖度低下を助長した。葉幅が小さく葉色の薄い樹で糖度が低い傾向であったため、加温栽培では樹勢を強めに保つ必要があった。しかし、通常、糖度が低い場合の対策として行われる着果量の削減や果粒軟化期頃の摘葉などでは糖度が向上しなかった。、2.生育ステージ別の温度管理技術の確立、生育ステージ別の気温と新梢及び果実成長との関係から、果実の高品質化に必要な下限温度を検討した。その結果、発芽から満開までの加温温度は「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の慣行の20℃まで高めると奇形葉の発生や結実率の低下などが助長されるため、「ピオーネ」の慣行の17℃程度とし、満開までの日数を40~45日程度とすることが望ましいと判断された。また、満開期以降は20℃で加温しても生育前進の効果は小さく、14℃に下げても生育の遅れはなく、結実、枝葉の成長及び果実品質に悪影響がないことから、14℃に下げて加温することも可能と考えられた。、3.7月出荷作型の実証、7月上旬~下旬の安定出荷をねらった加温作型において、省エネルギー型温度管理体系を地植えの樹を用いて実証した。その結果、1月下旬~2月上旬に加温を開始し、加温終了までを17℃程度で加温すると、おおむね設定通りに成熟させることができた。しかし、梅雨入り後の日照不足で糖度の上昇が停滞し、収穫を7月下旬に遅らせてもさほど上昇しなかったことから、今後、糖度上昇が停滞する原因の究明と向上対策の検討が必要である。、、
カテゴリ 温度管理 出荷調整 省エネ・低コスト化 ぶどう

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる