課題名 |
岡山オリジナルフラワーの次世代品種の開発 |
研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター農業研究所
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研究分担 |
野菜・花研究室
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研究期間 |
継H25~29 |
年度 |
2015 |
摘要 |
本県のスイートピー及びラークスパーは、栽培面積が全国3及び4位(平22年)の重要な特産花きである。しかし、近年、市場単価の低迷や生産コストの高騰など、生産上の課題が多い。そこで、これまでにない花色や耐暑性等の新形質を持つ品種及び様々な花色を持つ付加価値の高い優良品種を育成し、産地の維持・発展を図る。、1.次世代スイートピー品種の育成、(1)特性調査、巻きひげの無いスイートピー品種として育成した2系統について、促成栽培のための最適な種子冷蔵期間の検討及び特性調査を行った。その結果、「3-3-1」では5週間以上、「36-2-2」では6週間以上の種子冷蔵が必要であった。また、両系統とも巻きひげの有無、花弁の色、花数等に既存品種との違いが認められ、品種登録は可能と考えられた。、(2)種間雑種、スイートピーあるいはスイートピーにL.hirstusを交配した後代に黄花野生種を交配し、肥大した胚珠を培養し、胚を摘出して培養することで3系統の雑種植物を得た。、2.次世代ラークスパー品種の育成、(1)特性調査、切り花品質の優れる白花品種の育成を目的に、6系統の特性調査を行った。その結果、葉の枚数、小花数等に既存品種との違いが認められる系統があった。また、特徴ある青花品質の育成を目的に、1系統の特性調査を行った。その結果、花弁の形や色、開花日、小花数等に既存品種との違いが認められ、品種登録は可能と考えられた。、
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カテゴリ |
コスト
耐暑性
品種
ラークスパー
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