軟弱野菜における施肥による食味変化の数値化手法の開発

課題名 軟弱野菜における施肥による食味変化の数値化手法の開発
研究機関名 岡山県農林水産総合センター農業研究所
研究分担 環境研究室
研究期間 完H26~27
年度 2015
摘要 軟弱野菜において施肥方法は食味を大きく左右する要因であることが知られているが、施肥方法と具体的な旨味、甘味、苦味などの食味との関連については未解明な点が多い。そこで、味覚センサ等を用いて、施肥が軟弱野菜の食味に及ぼす影響を数値化する手法を開発する。、1.コマツナを窒素及びカリウム施用量を変えて栽培し、味覚センサ及び官能評価で食味の変化を調査した。その結果、窒素及びカリウム施用量の違いによって、官能評価の「苦味」や「濃さ」が変化したが、その程度は小さく、機器分析による数値化は困難であった。、2.ホウレンソウを窒素施用量とカリウム肥沃度を変えて栽培し、味覚センサ及び官能評価で食味の変化を調査した。その結果、窒素施用量を減らし、収穫時期を遅くすることで糖含有量を増加させることができた。また、カリウム供給量を減らすことにより、官能評価の「えぐみ」に関連するカリウムイオンを減少できることが示唆された。従って、ホウレンソウでは、これらの機器分析値を用いることで、施肥方法による食味変化の数値化が可能であると考えられた。、、
カテゴリ カリウム施用 こまつな 施肥 ほうれんそう 良食味

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