課題名 | アブラムシ類の薬剤抵抗性管理技術の策定 |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
生物環境部 |
研究期間 | 継H26~30 |
年度 | 2015 |
摘要 | アブラムシの感受性検定作業の効率化を目的に、市販品を用いて普及センター等でも容易に取り組める簡易検定法を開発した。簡易法に供するきゅうり等の鮮度は96時間以上保持できるため遅効的な薬剤の評価も可能であった。また、ネオニコチノイド剤抵抗性ワタアブラムシを用いて幼苗処理法とLC50値を比較し、薬剤毎の特性を明らかにした。、 ワタアブラムシのキュウリ上での増殖率が感受性より抵抗性の個体群で低かった要因が、ネオニコチノイド剤抵抗性遺伝子の有無によるものかを解明するため、同剤抵抗性クローンと感受性クローンを交雑し、現在、感受性クローン1系統が得られている。また、感受性ワタアブラムシ2個体群を用い、約1か月ごとに各個体群のイミダクロプリドのLC50値による淘汰を12回実施した結果、イミダクロプリド感受性に大きな変化は認められなかった。 |
カテゴリ | 簡易検定法 管理技術 きゅうり 抵抗性 抵抗性遺伝子 薬剤 わた |