課題名 |
特産かんきつ生産性向上のための新系統の開発、育成、3)キンカン有望品種・系統の特性解明とかんきつ類新系統の作出② |
研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場
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研究分担 |
果樹部
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研究期間 |
継H26~30 |
年度 |
2015 |
摘要 |
・ 「宮崎王丸」の最適結果数の検討(施設)、 「宮崎王丸」の少摘果区は、通常摘果区と比較して、樹容積当たりの収量は変わらなかったが、階級比率はやや劣った。収穫時の果実品質は同等であった。、・「宮崎夢丸」の台木の違いによる特性調査(施設)、 カラタチ台とヒリュウ台宮崎夢丸の樹体特性について、樹容積当りの収量はヒリュウ台がカラタチ台よりも多かったが、樹容積と1樹当り収量はヒリュウ台の方が少なかった。、・重イオンビーム照射による「宮崎夢丸」のトゲ無し化、 「宮崎夢丸」穂木へ重イオンビームを0~30Gyで照射した結果、最適な照射条件は2~4Gyであることが明らかとなった。接ぎ木後、伸長した枝からトゲ消失系統は2個体が見つかったが、短い第1新梢であるため、伸長梢を継続的に調査して行く。、・ 「宮崎夢丸」の現地実証栽培における特性調査(露地)、 県内の現地実証ほ4カ所で樹容積や収量の調査を行った。綾町現地で行った着色向上試験では、3~4分 着色時期(11月上旬)にエスレル10を散布することにより着色が早まり、霜害を受ける前の1月中旬までの収穫割合は800倍散布区が14%であったのに対し、500倍散布区では50%であった。果実品質には差はなかった。、・ 「宮崎夢丸」の現地実証栽培における結果率向上(露地)、 1~2番花の結果率向上を目的に、着花前(6月上旬、7月中旬)にフィガロン乳剤を散布したが、1000倍区、2000倍区、無処理区間で着花数や結果率に差はなかった。
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カテゴリ |
きんかん
台木
接ぎ木
品種
その他のかんきつ
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