課題名 | さつまいも非破壊品質測定技術の開発 |
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研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部 道南農業試験場 |
研究分担 |
研究部地域技術グループ |
研究期間 | 継H30~R2 |
年度 | 2019 |
摘要 | ○目的:光センサーを用いてさつまいも品質(乾物率)の非破壊測定技術を開発する。 ○内容:1)光センサーによる非破壊検量モデルの作成と検証、2)検量モデルの品種間差異の検証、3)栽培条件・貯蔵条件の異なる生産物における検量モデルの検証 ○成果:1)高乾物率サンプルとして茨城産を、低乾物率サンプルとして北海道産を利用した結果、乾物率30~40%を網羅した検量モデルが作成されたが、相関係数r=0.731 と低かった。検量モデルを元に推測された乾物率と実測値を比較した結果、さらに相関係数が低くなり(r=0.503)、また回帰式の傾き(0.6211)も理想値の1からかけ離れたことから、十分に検証できていないと考えられた。2)1)で得られた検量線を用いて測定部位、塊根サイズの違い、キュアリングの有無、圃場間差について検証した。ほとんどの調査項目で残差(実測値と推定値の差)の平均(Biass)または標準誤差(SEP)が1%を超えることから、検量線の適合性は低いと判断された。委託先と協議の上、試験は中止。 |
カテゴリ | 栽培条件 測定技術 品種 |