| 課題名 | 環境ストレスによるベビーリーフの高品質化に関する国際連携研究 |
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| 研究機関名 |
地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部 道南農業試験場 |
| 研究分担 |
研究部地域技術グループ |
| 研究期間 | 完H30~R1 |
| 年度 | 2019 |
| 摘要 | ○目的:塩ストレスおよび低温ストレスによるベビーリーフの品質向上を図る。 ○内容:1塩ストレスによる品目間差および処理条件の解明、2)低温ストレスによる品目間差および処理条件の解明 ○成果:1)塩処理による葉中Na+およびCl-含量は、全ての品目で2 週間/EC 5.0 処理区で最も多く、処理期間が長いほど、また処理濃度が高いほど多くなった(データ略)。2)ほとんどの品目で各塩処理による減収は認められず、ヒユ科の3 品目全てで増収傾向となった。そのうち、「デトロイト」では葉中Na+またはCl-含量と葉重との間に正の相関が認められた(データ略)。 「グリーンスピナッチ」および「レッドスピナッチ」では各塩処理によりアスコルビン酸含量が増加した。両品目とも葉中Na+およびCl-とアスコルビン酸含量との間に正の相関が認められたため(データ略)、塩処理がアスコルビン酸含量増加に寄与したと考えられた。このためヒユ科品目は塩ストレス処理による収量・品質向上が期待できる品目と考えられた。3)「ルッコラ」「グリーンオーク」など7 品目のポリフェノール含量は葉中Na+、K+およびCa2+総含量との間に正の相関が認められた。このため、ポリフェノール含量の増加は塩処理による直接的な影響ではなく、葉中 の主要カチオン含量の変化に伴うストレスが誘導したものと予想された。4)「ルッコラ」「レッドマスタード」および「グリーンスピナッチ」では2~10℃の低温遭遇によりアスコルビン酸が増加した(表2)。特に「ルッコラ」では温度が低いほどアスコルビン酸が上昇し、圃場試験でも同様の傾向が見られた。一方「ピノグリーン」および「ターサイ」は低温による上昇は認められなかった。5)Brix はほとんどの品目で処理温度が低いほど高い傾向を示した。圃場試験でも同様の傾向が認められ、特に平均気温が0℃まで低下することで室内試験での結果以上に上昇した。6)「イタリアンレッド」を除く品目では1 月中旬または2 月中旬でも12 月並の収量が得られ、冬季栽培適性が高いと判断された。 |
| カテゴリ | からしな ルッコラ その他の野菜 |