宮城県における第三者認証GAP導入に向けた課題解明と「第三者認証GAP導入ガイド」の策定

課題名 宮城県における第三者認証GAP導入に向けた課題解明と「第三者認証GAP導入ガイド」の策定
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 情報経営部
研究期間 完H29~R1
年度 2019
摘要 目的:県では「みやぎ食と農の県民条例基本計画」,「みやぎ園芸特産振興戦略プラン」において,GAPの取り組みを普及させることを目指しているが,県内で第三者認証GAPを取得しているのは10経営体に留まっている。第三者認証GAPの取得を促進するため,取得経営体の実践状況等を分析し,「みやぎ型GAP実証ガイド」を作成し,普及を推進する。あわせて,ICTを導入した管理手法や効果等の検証を行う。
成果:①第三者認証GAP取得個別認証農場における実態解明(H29~31)
 GAP認証農場では,従業員の作業効率,作業の遅延,農薬の在庫,総合的な生産コスト,販路拡大の改善が見られる。GAP認証前の課題である作業効率の向上,労務安全,社員教育,5S(整理,整頓,清掃,清潔,躾)等は,GAPを実践することにより解決され,さらに人材育成に効果的である。しかし,改善された状態を維持・継続していくことがGAP実践し続けていく上で更なる課題であることも明らかとなった。(「第三者認証GAP認証による効果(メリット)と課題(普及に移す技術第93号,参考資料))
②第三者認証GAPにおける団体・グループ認証の実態解明(H30~31)
団体・グループ認証のメリットは5S,経営改善,生産工程管理の意識向上,費用等の負担軽減,出荷先から高評価等,デメリットは記帳増加,課題は維持・継続していくことである。(「第三者認証GAPにおける団体・グループ認証の態勢とメリット」(普及に移す技術第94号,参考資料))
③「第三者認証GAP導入ガイド」の検証,策定(H30~31)
 第三者認証GAP取得農場調査等を踏まえ,GAPの目的・メリット,継続効果等が掲載された「第三者認証GAP導入ガイド」を策定した。(「宮城県版第三者認証GAP導入ガイドの活用」(普及に移す技術第95号,普及技術))
カテゴリ 病害虫 ICT 経営管理 コスト 出荷調整 人材育成 農薬

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