課題名 | 水和硫黄剤を用いたリンゴうどんこ病防除体系の構築 |
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研究機関名 |
秋田県果樹試験場 |
研究分担 |
生産技術部 |
研究期間 | 継H30~R2 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:うどんこ病に効果の高い水和硫黄剤を用い、初期防除(第一次感染である芽出し直後から展葉期)における有効性と効果的使用時期を明らかにする。併せて、リンゴで春先の防除に使用されている8種類の保護殺菌剤について、うどんこ病に対する防除効果を検討する。 成果:水和硫黄剤500倍散布はリンゴうどんこ病に卓効を示した。一方、現地でイオウフロアブル500倍を芽出し後10日または展葉期に各1回散布したが、いずれも防除効果が低かった。 ポット苗で本病に対する保護殺菌剤の防除効果を比較した結果、コロナフロアブル500倍とベフラン液剤25の1,000倍は効果が高かった。一方、パスポート顆粒水和剤 1,000倍、ジマンダイセン水和剤 600倍、チオノックフロアブル 500倍、デランフロアブル 2,000倍、オーソサイド水和剤80 800倍、アリエッティC水和剤 800倍の6剤は、防除効果が低かった。 |
カテゴリ | うどんこ病 防除 りんご |