| 課題名 | 飼料用米給与による早期若齢肥育技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
秋田県畜産試験場 |
| 研究分担 |
飼料・家畜研究部 |
| 研究期間 | 完(H27~R1) |
| 年度 | 2019 |
| 摘要 | ○目的 近年、全国的に家畜への飼料用米給与が進行しており、食料米依存型の本県としても、稲作と畜産の連携強化を図る必要がある。また、全国的な子牛市場価格の高騰により、肥育農家の経営は厳しい状況にあり、出荷回転率の向上及び生産費の削減が課題である。そのため、飼料用米給与を前提に、肥育経営の効率化を図るため、肥育期間を短縮させる早期若齢肥育技術の開発が急務である。しかしながら、早期若齢肥育では枝肉重量及び肉質が劣る傾向にあると報告されているため、肥育期間を短縮しても十分な肉量及び肉質を確保できる手法を検討する必要がある。 子牛への代用乳給与による哺乳強化は、初期発育の向上に有効であると報告されている。そこで、哺乳強化を実施した肥育素牛について早期肥育への有効性を検討した。また、早期の肥育開始と肥育期間の短縮を併せた際の枝肉成績についても検討した。 ○成果のまとめ (1)哺乳強化の早期若齢肥育への有効性の検討 ・生後から8ヶ月齢までの平均増体量は、哺乳強化区の方が良好な発育であった ・枝肉成績は、強化哺乳区の方が枝肉重量が大きい値であった。 (2)肥育開始時期の早期化と出荷時期の短縮が枝肉成績に及ぼす影響の検討 ・肥育前期において、早期肥育区の方が一日当たりの平均増体量が有意に大きい値であった。 ・枝肉成績は、ロース芯面積、歩留基準値、脂肪交雑について、有意差はないものの早期肥育区の方が良好な成績であった。しかしながら、早期肥育区で肉色やきめ、締まりの評価が低い枝肉が散見されたため改善を要する。 |
| カテゴリ | 経営管理 出荷調整 飼料用米 肉牛 |