課題名 | 大規模水田経営における低コスト輪作体系の確立 |
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研究機関名 |
石川県農林総合研究センター農業試験場 |
研究分担 |
育種栽培研究部・作物栽培G |
研究期間 | 完(H29~31) |
年度 | 2019 |
摘要 | 【目的】 水稲(乾田直播)・大麦・大豆の輪作体系において、機械利用の効率化を図るため、汎用性の高いスリップローラーシーダーを用いた低コスト輪作体系を確立する。本試験では、水稲乾田直播において生育・収量を確保できる苗立ち数と播種量を明らかにする。また、輪作体系において最適な作付け順序を明らかにする。 【結果】 減水深は入水直後(入水4日後)は50mm以上と大きく、時間経過とともに小さくなり、入水後9日目には20mm以下となった。前作が水稲であるH29~30・試験場8-6の結果と比較して減水深が大きく、大麦・大豆の作付けにより畑地化が進み排水性が向上し、減水深が大きくなったと推察される。入水直後は初中期一発除草剤を使用するため、漏水のリスクを避けるべく、作付け順は水稲・大麦・大豆とし、大豆作後は代かきによる漏水防止や畑作への転換が必要と考えられた。 |
カテゴリ | 病害虫 大麦 乾田直播 経営管理 除草剤 水田 水稲 大豆 低コスト 排水性 播種 輪作体系 |