課題名 | ナス科野菜遺伝資源の特性解明(ナス遺伝資源の半身萎凋病抵抗性評価、種子増殖と利活用) |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター 農業研究所 |
研究分担 |
野菜・花研究室 |
研究期間 | 継H30~R4 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:農研機構等と連携して、アジア地域から導入したナス遺伝資源の特性調査を行う。岡山県では産地で問題になっている半身萎凋病の抵抗性素材の一次スクリーニング、形態的特性の把握及び種子増殖を行うとともに既存品種との交配を図る。 成果: 1.半身萎凋病抵抗性検定 半身萎凋病抵抗性を持つ遺伝資源の探索を目的に、近縁種56系統について検定を行い、13系統を抵抗性ありと判定した。 2.半身萎凋病抵抗性系統の種子増殖 農研機構での二次スクリーニングに向けて、抵抗性ありと判定した13系統のうちの11系統で種子増殖を行い、3系統で目標量の種子を得た。 3.形態的特性調査及び種子増殖 遺伝資源が持つ形態的特性を明らかにするため、「植物特性評価マニュアル」に従って20系統の調査を行うとともに、種子増殖を行った。 4.半身萎凋病抵抗性近縁種と既存品種の雑種作出 複合抵抗性を持つ雑種作出の可能性を明らかにするため、抵抗性ありと判定した系統のうちの10系統と既存品種との交雑を行い、3系統での着果を確認した。 |
カテゴリ | 遺伝資源 抵抗性 抵抗性検定 なす 品種 |