課題名 | 革新的省力化・低コスト化技術開発事業 スピードスプレイヤー(SS)によるアスパラガスの防除省力化 1現地実証試験 |
---|---|
研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
生産環境部門
野菜・花き部門 |
研究期間 | 完H29 ~R1 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:アスパラガスは、夏場の病害虫防除が重労働であり、栽培面積拡大や栽培継続の阻害要因となっている。そこで、果樹等の露地栽培の病害虫の防除機として開発されたSSをアスパラガス等の施設園芸で利用できるよう、SSによる施設内防除技術の開発を行う。 成果:綾川町の生産者のほ場において、現地試験を実施した。SS散布は、カンザワハダニおよびアザミウマ類に対して栽培期間を通じて慣行散布と同等以上の防除効果が認められた。SS散布ではサイド上部での薬剤付着量が低くなるが、殺虫効果を発揮するのに十分量が付着していると判断された。また、SS散布では防除に要する散布時間が、慣行散布と比較して約4分の1であるため、非常に省力的かつ効果的な技術である。 |
カテゴリ | アスパラガス 害虫 施設園芸 省力化 低コスト 病害虫防除 防除 薬剤 |