課題名 | 新害虫ビワキジラミの防除対策の確立 2ビワキジラミの発生予察技術と識別技術の開発 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
病害虫防除所 |
研究期間 | 完H28~R1 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:県内に侵入が確認されたビワキジラミの分布状況調査と産地への侵入警戒調査、発生予察技術の開発、防除体系の確立と実証を行っていくことで、発生初期の防除対策技術を確立し、産地での発生防止および被害の軽減を図る。 成果:成虫は黄色粘着板に強く誘引されるため、これを使って効果的に発生確認を行うことができた。侵入初期で生息密度が低い状態でも、目視での発生確認に先駆けて黄色粘着板で発見された事例もあった。黄色粘着トラップによるモニタリングは、年中可能で、発生量が多くなる4~6月が最も効率よく調査できることが分かった。4~6月の多発時期には、成虫が、葉裏の主脈に沿って群生していること、果実や新梢に白い排泄物や黒いすす病が生じていることを目印に早期発見に努めることが重要である。 |
カテゴリ | 害虫 ビワキジラミ 防除 モニタリング 予察技術 |