生産環境安定対策技術の確立 4ビーフライ成虫に対する農薬影響調査

課題名 生産環境安定対策技術の確立 4ビーフライ成虫に対する農薬影響調査
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 生産環境部門
研究期間 継H26~
年度 2019
摘要 目的:本県の主要品目について、品質および収量の安定化を図るため、それぞれの品目の固有の病害虫防除および土壌管理、施肥設計に関する課題を解決し、安定生産に資する技術を確立する。
成果:イチゴ栽培で使用される主要殺虫剤のビーフライ成虫に対する影響を調査した。直接散布による試験の結果、18剤/31剤で強い影響が認められた。テンピラム水和剤、クロラントラニリプロール水和剤、ビフェナゼート水和剤、ミルベメクチン水和剤、スピロテトラマト水和剤、ピメトロジン水和剤、ピフルブミド+フェンピロキシメート水和剤、フルフェノクスロン乳剤、シエノピラフェン水和剤、BT菌水和剤およびシフルメトフェン水和剤では影響は低かった。同系統剤であっても影響の程度は異なり、ミツバチ影響日数と必ずしも一致しなかった。また気門封鎖剤でも直接虫体にかかると影響する剤がある。殺ダニ剤の影響は低いことが明らかとなった。植物に散布した殺虫剤の影響試験では、ピリダリル水和剤およびフロメトキン水和剤では高い生存率が認められ、散布48時間後の放飼で問題ないと考えられた。。
カテゴリ 病害虫 いちご 施肥 農薬 病害虫防除 ミツバチ

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