課題名 | 茶等に関する試験 1推奨品種の作況調査 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
作物・特作部門 |
研究期間 | 継H21~ |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:本県茶産地の特性を踏まえた栽培管理技術を確立し、茶業経営の安定に資する。 成果:萌芽期は、1月中旬以降の高温により茶芽の動きは早まり、平年よりも「やぶきた」で6日早まった。「めいりょく」は、1日早く、「かなやみどり」は4日、「おくみどり」は5日早まった。摘採期は、4月初旬に凍霜害があったものの平年よりも早まり、「やぶきた」は6日、「めいりょく」は5日、「かなやみどり」と「おくみどり」も3日早くなった。一番茶収量は、「やぶきた」は前年比69%であり、「めいりょく」は89%、「おくみどり」は73%、「かなやみどり」は105%となった。「やぶきた」、「めいりょく」は萌芽期ごろの低温の影響を受け、芽長の伸長が緩慢となったことによることと、やや早めの摘採が重なったことが影響した。二番茶収量は、「おくみどり」は樹高が高くなったため、5月下旬に中切り更新処理を行い二番茶は未収穫。二番茶の収穫適期は対前年とほぼ同程度であった。実摘採収量は、降雨との関係で遅れたものの「めいりょく」は対前年比65%で少なくなった。摘採面の枝条が細いことから小さい芽となり少なくなった。 |
カテゴリ | 経営管理 栽培技術 茶 品種 |