課題名 | 茶等に関する試験 2茶の安定生産と品質向上対策の確立 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
作物・特作部門 |
研究期間 | 継H11~ |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:本県茶産地の特性を踏まえた栽培管理技術を確立し、茶業経営の安定に資する。また、「希少糖の木」として注目されるズイナについては、枝葉等の生産を目的とした栽培事例はなく、希少糖を含む枝葉等の生産に向けた栽培方法の技術的な面において確立すべき課題も多い。また、枝葉等を活用した希少糖の商品化は進んでいない。そこで、希少糖を含むズイナの栽培方法と茶への加工方法について検討する。 成果:樹勢低下茶樹の回復処理について、地上40cmで中切り更新を実施し、翌年5月まで放任する仕立てを検討した。樹勢低下茶樹は、枝が少なく、株張りが不良であることから、摘採・整枝回数を少なくしてから一番茶の摘採を行う計画を実施した。防除効果の高い薬剤と散布時期を検討した。一番茶萌芽期前にアゾキシストロビン又はテブフロキンを散布し、二番茶萌芽開葉期にテブコナゾールまたはフルアジナム散布の体系処理で発生が少ないことを確認した。また、炭疽病の発生は秋芽生育期で確認され発生状況によっては散布が必要と考えられた。 |
カテゴリ | 加工 経営管理 栽培技術 炭疽病 茶 防除 薬剤 |