課題名 | 野菜・花き生産省力安定化技術の確立 9主要花きの高品質化と安定生産技術の確立 2)カーネーションの生産性向上試験 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
野菜・花き部門 |
研究期間 | 継H27~R1 |
年度 | 2019 |
摘要 | 目的:担い手農家の規模拡大や経営安定のためには、作柄の不安定要素や時期的な労力集中を軽減するための技術開発が必要である。そのため本県の主要品目について、それぞれの品目の固有の課題を解決し、生産性向上のための技術を確立する。 成果:「ミニティアラ」8品種のロット毎の花色安定度を調査した。3品種は、概ね10%前後の花色変異分枝数で、11%以下で品質・収量の良い数系統を選抜した。残りの品種は変異分枝数が、少ない品種系統で1割前後、多い品種系統では、3割を超えるものもあり、次年度以降も更なる調査が必要と思われた。 「ミニティアラ」4品種の9月植え無加温栽培を1.5回摘心で検討した。その結果、どの品種も1株当り4~5本の収穫を終えた後の6月末まで収穫できたが、切花が細く、品質が劣った。改善策としては、1回摘心で、2番花の本数を適期に制限(整芽)し、気温の年次変動を加味し、専作で目標収量に達するまで収穫する方法が良いのではないかと考えられた。 |
カテゴリ | カーネーション 規模拡大 経営管理 品種 |