暖地高収益畑作営農システムの実現に向けた技術体系の確立

課題名 暖地高収益畑作営農システムの実現に向けた技術体系の確立
研究機関名 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 九沖農研 畑作研究領域
協力分担関係 民間(7)
農協・農事組合法人(2)
公設試験研究機関(11)(のべ数)
大学(2)
研究期間 2016-2020
年度 2020
摘要 カンショでは、移植栽培の収穫で発生する小さなイモから種イモを得る直播栽培により、作業時間が減少し、全算入生産費が 14%削減できることを明らかにした。また、25cm 程度の通常の苗を曲げて留めることで短くした曲げ苗の機械移植法を検討し、苗の取り置き期間を通常の 0~2 日から7日とすることで活着率が向上し、慣行苗と同等の収量が得られることを所内試験と現地実証試験で明らかにした。加工・業務用ホウレンソウについて、ICT を活用した地上部乾物重の推定におけるパラメータを決定し、計画的出荷に貢献する生育予測モデル(農情研と連携)を作成した。なお、播種時期によって、推定誤差が大きくなったため、生育初期にドローンによる画像解析で推定する LAI(葉面積指数)によって補正する方法を見出し、地上部乾物重の推定誤差を 1/3 に縮小できた(スマ農プロ、宮崎連携)。カンショ「ふくむらさき」の多収栽培技術について、鶏ふんと焼酎蒸留廃液を原料とした開発肥料の増収効果が令和2年度は不明瞭だったものの、株間を最適化(30cm)することで増収することを明らかにした。サトウキビの省力栽培として期待される株出し(収穫後の再生株から収穫を繰り返す栽培法)において、新植前に堆肥を全面施用し、刈り取り後の株出し栽培で堆肥を側条施用すると茎数が増加し、収量向上につながることを明らかにした。
カテゴリ 肥料 ICT 加工 かんしょ さとうきび 直播栽培 収量向上 出荷調整 生育予測 多収栽培技術 ドローン 播種 ほうれんそう

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