水田転換畑における持続的安定生産のための土壌管理技術に関する試験・研究開発 １ニンニクの高品質安定生産のための新たな施肥基準の策定 （１）りん酸減肥基準の改定（沖積土及び黒ボク土）

• 研究機関名: 青森県産業技術センター 農林総合研究所
• 研究分担: 農業ICT開発部
• 研究期間: 完H30～R2
• 年度: 2020
• 摘要: 県内のニンニク圃場はりん酸過剰の圃場が多い状況で、また現行のニンニクりん酸減肥基準は他県の事例に比べて高い基準であることから、可給態りん酸量に応じたりん酸の適正施肥量を検討した。その結果、可給態りん酸量が沖積土で74mg/100g以上、黒ボク土で80～100mg/100g以上の圃場において、りん酸施肥量を減じても総収量は慣行施肥区とほぼ同等で、作物体のりん酸吸収の減少程度が小さい～認められないため、りん酸の減肥が可能であることが示された。
• カテゴリ: 水田 施肥 土壌管理技術 にんにく