課題名 | 園芸供物優良品種供給事業 |
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研究機関名 |
宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究分担 |
野菜部 |
研究期間 | 継S49~ |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的: 県内園芸特産産地の安定生産,高品質を支え,産地競争力を強化するため,主要品目の優良種苗を安定供給する。また,新たに産地化を図ろうとする新品種の種苗供給体制の整備を行う。 得られた成果: ①イチゴ基核苗の他に,キク,カーネーション,ユリを配布した経緯がある。イチゴ基核苗の配布は毎年継続して実施しており,イチゴ基核苗20株(「とちおとめ」11株,「もういっこ」6株,「にこにこベリー」3株)を公益社団法人みやぎ農業振興公社へ配布し,「もういっこ」3株を三好アグリテック株式会社へ配布した。 ②「もういっこ」については,許諾締結した団体に配布している。 ③イチゴ基核苗のウイルス検定については,検定対象4種ウイルスのRT-PCRによる検出法を確立し,H20年から診断を開始した。 ④県育成のセリ品種「Re14-4」は,培養株を生長点培養により増殖させ,県内出荷組合,生産者,法人等へ親株として配布した(計678株) また,「みやぎVWD1号」は継代培養により維持,保存した。 ⑤県育成ユリ品種「ルビーマジック」について,要望に対応できるよう鱗片繁殖用母球の増殖を行った(250球)。「杜の乙女」等,計4品種を継代培養により維持,保存した。 ⑥県育成スプレーギク3品種は,継代培養により維持,保存した。 ⑦平成23年3月に品種登録したリンゴ「サワールージュ」の生産拡大のため,育成した穂木および苗木を県内の希望農家に配布(延べ156名,745本(平成31年3月末時点))するとともに県外の許諾先に穂木を配布(2業者,90本)した。また,枝物(実物)に利用できるクラブリンゴの苗木を育成し,希望栽培農家に配布した(延べ31人)。 |
カテゴリ | いちご カーネーション きく 出荷調整 新品種 生産拡大 せり 繁殖性改善 品種 ゆり りんご |