キク類栽培における気候変動への適応推進事業

課題名 キク類栽培における気候変動への適応推進事業
研究機関名 宮城県農業・園芸総合研究所
研究分担 花き・果樹部
研究期間 新R3~R7
年度 2020
摘要 目的:
 キク類選抜品種の露地及び施設栽培において,赤色LEDを用いた電照栽培を行う場合の地域別需要期出荷が可能な栽培条件(消灯日等)を明らかにする。また,キク類の適品種を選抜する。さらに,キク類の高温障害の発生条件を解明するとともに,その対策についても検討する。これらのことにより,キク類の8月盆及び9月彼岸の需要期における安定生産・出荷をめざす。
期待される成果:
①赤色LEDを用いた露地及び施設電照栽培において,開花抑制効果が高く,高温耐性を有するキク類選抜品種の8月及び9月の需要期出荷可能な栽培条件(消灯日等)が地域別に明らかになることで,需要期出荷率の向上が期待できる。
②赤色LEDを用いた露地電照栽培で,開花抑制が高く,高温耐性を有するキク類がさらに選抜されることで,出荷先のニーズにも応えることができ,有利販売が可能となる。
③赤色LEDを用いたキク類の施設電照栽培において,高温障害の発生条件が解明され,高温対策も明らかになることで,秀品率や商品化率の増加が期待できる。
④この研究課題の実施により,キク類の選抜品種(電照効果が高く,高温耐性を有し,需要期出荷可能な品種)を用いた赤色LED照射による電照栽培の導入戸数20戸以上が見込まれる。最終的には気候変動(夏季や秋季の高温)が生じても,需要期出荷が安定的に可能となり,個別の花き経営の安定につながり,花き産地の維持・発展に寄与できる。
カテゴリ きく 経営管理 高温対策 高温耐性 栽培条件 施設栽培 出荷調整 品種

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