課題名 | 水和硫黄剤を用いたリンゴうどんこ病防除体系の構築 |
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研究機関名 |
秋田県果樹試験場 |
研究分担 |
生産技術部 |
研究期間 | 完H30~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:うどんこ病に効果の高い水和硫黄剤を用い、初期防除(第一次感染である芽出し直後から展葉期)における有効性と効果的使用時期を明らかにする。併せて、リンゴで春先の防除に使用されている8種類の保護殺菌剤について、うどんこ病に対する防除効果を検討する。 成果:水和硫黄剤(イオウフロアブル)500倍散布はリンゴうどんこ病に卓効を示した。散布時期を検討した結果、展葉10日後散布が効果的と考えられ、慣行防除体系との比較試験において、展葉10日後に水和硫黄剤とした体系でリンゴうどんこ病に対する防除効果が高かった。これらの結果から、水和硫黄剤を用いてうどんこ病を防除する場合、展葉10日後頃が適期であることを、令和3年度秋田県農作物病害虫雑草防除基準に記載した。 |
カテゴリ | うどんこ病 害虫 雑草 防除 りんご |