課題名 | 農業における花粉媒介昆虫等の積極的利活用技術の開発 |
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研究機関名 |
秋田県果樹試験場 |
研究分担 |
生産技術部 |
研究期間 | 継H29~R3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:リンゴにおける野生訪花昆虫相と主要種を明らかにし、開花期の天候不良でも活動性と送粉効率の高い訪花昆虫の種を特定する。 成果:体サイズ2~3.5mmの小型の野生訪花昆虫がリンゴ受粉に貢献していた。これらの多くはリンゴ園外から飛来し、飛来数には生息場所となる園周辺の放任された土地の有無が影響すると考えられた。小型訪花昆虫の受粉によるリンゴ’ふじ’の結果率は、近傍に受粉樹が植栽されていない園で非常に低かった。リンゴ圃場内の日当たりがよく、草生が少ない地表で、アブラナマメヒメハナバチの営巣を確認した。リンゴの開花期前後に、アブラナマメヒメハナバチやハルノツヤコハナバチはセイヨウタンポポの花から餌を摂取していた。 |
カテゴリ | あぶらな 受粉 りんご |