| 課題名 | 地鶏のおいしさに関連する遺伝子の解明及び次世代鶏作出技術の確立 |
|---|---|
| 研究機関名 |
茨城県畜産センター |
| 研究分担 |
生産技術研究室 |
| 研究期間 | 平成28年度~令和2年度 |
| 年度 | 2020 |
| 摘要 | 奥久慈しゃもの原種鶏(雌雄)および種鶏(雄)は、当センターのみで約30年閉鎖群で維持されているため、鶏群の近交度上昇に伴う近交退化と呼ばれる不良形質の発現が懸念されている。そこで、今後の対策の一つとして、鶏種別系統の外部導入により同近交退化発現を解消し、かつ本来の奥久慈しゃものおいしさを保持した次世代鶏の作出が可能か研究する必要がある。 1 次世代しゃも(G3)と既存のしゃも(J)との比較 G3の育成率および増体重はJと比較して高い値を示した。また、産卵率についてもG3の方が高い値を示したが、昨年度実施したG2(戻し交配1度)の改善率には及ばなかった。 2 次世代しゃも(G3)を交配した次世代肉養鶏(G3・TL)と既存の奥久慈しゃも(J・TL)の比較調査 G3の増体重および飼料要求率はJと比較して同等以上に優れる値を示した。むね肉およびもも肉の一般成分および物性を比較した結果、G3TLとJTLに差はみられなかった。 3 遺伝子選抜による次世代鶏作出技術の確立 アラキドン酸関連遺伝子の優良群のもも肉のアラキドン酸割合(脂肪中%)は、不良群と比較して高い値を示した。優良群と不良群のもも肉について、分析型官能評価により食味を比較したが、差はみられなかった。 |
| カテゴリ | 鶏 良食味 |