| 課題名 | 牧草・飼料作物および畜産環境に関する素材開発研究 Ⅴ 気象変動に対応できる牧草の安定生産技術の開発 1 越夏利用可能なライグラス類の品種選定と栽培技術の確立 2 イタリアンライグラスの多回刈りと自然下種を活用したワルナスビ防除法の開発 |
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| 研究機関名 |
長野県畜産試験場 |
| 研究分担 |
飼料環境部 |
| 研究期間 | 継H30~R4 |
| 年度 | 2020 |
| 摘要 | 目的:前年度の試験で越夏性が中程度以上であった5品種について9㎡/区・4反復の規模で品種比較試験を開始し、出穂特性、越夏性、病害の発生程度、収量、飼料成分を調査する。 ワルナスビが蔓延したオーチャードグラス主体採草地を対象に、秋の草地更新にむけた圃場管理を行う過程におけるワルナスビの発生消長を調査する。 成果:出穂始期は「ハイフローラ」が5月15日、「アキアオバ3」が5月19日で、利用1年目の昨年と比較して大きな差はみられなかった。本年は梅雨が長引いて2番草の収穫が遅れたため、年3回刈りとなり、「ハイフローラ」と「アキアオバ3」の年間乾物収量は昨年よりも低かったが、雑草の混入割合は少なく、越冬前の冠部被度も高かった。 夏季の収穫作業で低刈り(地上5cm)を行った場合、高刈り(地上10cm)と比較して再生の勢いが弱い株や枯死株が多く見られ、次の番草の収穫時にはアオゲイトウやイヌビエ等の夏雑草の割合が多く、「アキアオバ3」の収量が低下した。また、秋季の収穫作業で低刈り(地上5cm)を行った場合でも、高刈り(地上10cm)と比較して再生の勢いが弱い株が多く見られ、草丈の伸長が遅延した。 早生種「タチユウカ」の1番草収穫は5月13~15日に実施し、ワルナスビの萌芽は見られなかった。2番草収穫は6月16~17日に実施した。この時点で草高20cm前後のワルナスビ萌芽株がわずかに見られたが、イタリアンライグラスの草量が圧倒的に多かった。「タチユウカ」の3番草は出穂し、8月中旬の結実種子重は24kg/10aであった。この結実種子を利用して自然下種による草地更新を実施した結果、出芽・定着が良好であった。2番草刈取り後の再生から草地更新に至る間、ワルナスビの発生は極めてわずかで結実株は確認できなかった。【イタリアンライグラズ早生種の結実種子を利用した草地更新法(技術情報)】 |
| カテゴリ | イタリアンライグラス 栽培技術 雑草 飼料作物 なす 品種 防除 圃場管理 |