課題名 | イタドリの長期安定栽培技術の確立および一次加工品と根茎利用技術の開発 |
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研究機関名 |
和歌山県林業試験場 |
研究分担 |
特用林産部 |
研究期間 | 新R2~R4 |
年度 | 2020 |
摘要 | 【目的】 イタドリは近年栽培や商品開発に取り組む地域が増加している郷土山菜である。 このイタドリを活用した“地域の稼ぐ力”をより強くするため、長期安定栽培技術を開発するとともに、保存・流通に適した一次加工品の開発および根茎の化粧品利用など新たな分野での活用技術の開発を行い、イタドリの安定生産、流通・消費拡大に繋げる。 【成果】 ①収穫対象となるイタドリの若芽(根元直径1.5㎝以上、長さ30㎝以上)を全て収穫することを継続すると、収穫3年目に収量は減少し、細い茎が増える傾向が見られた。1本残して収穫した場合も、4年目には収量の減少が見られた。 ②収穫期間3週間区の収量に対して、1週間区は21%、2週間区は55%となった。その後発生する茎の平均根元直径は3週間区が最も小さくなった。また、根茎の糖度は、収穫期間が短いほど高くなる傾向が見られた。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 加工 消費拡大 |