| 課題名 | 「ピオーネ」及び「オーロラブラック」の着色安定化技術の開発 |
|---|---|
| 研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター
農業研究所 |
| 研究分担 |
果樹研究室 |
| 研究期間 | R2~R4 |
| 年度 | 2020 |
| 摘要 | 目的:「ピオーネ」及び「オーロラブラック」の着色期は、近年、高温で経過することが多く、着色不良が課題となっている。そこで、本課題では気象の影響を受けにくく着色を安定化する技術を開発する。 成果: 1.着色安定化技術の開発 過去20年間の7月から8月の気温と所内簡易被覆栽培で栽培する「ピオーネ」及び「オーロラブラック」の果実品質との関係について調査を行い、近年の温暖化傾向が果実品質に及ぼす影響について検討した。その結果、直近10年間で7月の最低気温は上昇傾向であり、それに伴って「ピオーネ」の着色不良傾向が認められた。しかし、着色は気温だけでなく、果房又は果粒の大きさによっても影響されることが明らかとなり、果房や果粒が大きくなった年に劣る傾向であった。「オーロラブラック」については、気温の上昇による着色への影響は「ピオーネ」ほど明らかではなく、近年の大粒化の傾向とそれに伴って生じたと思われる着色不良の傾向が顕著であった。 2.S-ABA(天然型アブシジン酸)の果房散布による着色促進技術の開発 簡易被覆栽培の「ピオーネ」において、S-ABA処理が収穫始期(果粒軟化6週後)の果実品質及び日持ち性、さらに、その後3週間樹上に着果させた場合の果実品質の維持に及ぼす影響について検討した。その結果、S-ABA処理によって「ピオーネ」の着色は無処理に比べて促進され、他の果実品質に大差はなかった。 |
| カテゴリ | 着色促進 ぶどう |