課題名 | 天候対応型炭酸ガス施用による施設栽培ナス多収技術の確立 |
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研究機関名 |
岡山県農林水産総合センター
農業研究所 |
研究分担 |
野菜・花研究室 |
研究期間 | 継R1~3 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:施設ナス産地では炭酸ガス施用技術が導入されつつあるが、効率的な施用方法は未確立である。そこで、更なる増収とともに、ランニングコストの縮減を図るため、天候対応型炭酸ガス施用方法を確立する。 成果: 1.換気法の改良による炭酸ガス施用時間延長の増収効果の検討 炭酸ガスが高濃度である時間を長くするため、換気方法の検討を行った。その結果、外張りを先に開けることで炭酸ガスの高濃度の時間は延長できたが、内張りが曇ったため収量は低下した。 2.曇天時に適した炭酸ガス施用方法の検討 曇天時の炭酸ガスの施用濃度について検討した。その結果、施用濃度を800~1000ppmに高めても増収はみられなかった。 3.炭酸ガス施用に適した株間の検討 炭酸ガス施用ハウスにおける株間の検討を行った。その結果、慣行の80cm区よりも60cm区の方が収量が多かった。 |
カテゴリ | コスト 施設栽培 施用技術 なす |