アスパラガス大規模生産技術開発事業 4) 無人防除技術の開発

課題名 アスパラガス大規模生産技術開発事業 4) 無人防除技術の開発
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 野菜・花き部門
研究期間 新R2-4
年度 2020
摘要 目的:アスパラガス栽培の大規模経営体を育成するため、「さぬきのめざめ」等主要品種の最適な栽培環境条件の解明と、最適環境維持のための制御方法および省力栽培技術を開発する。
成果:市販の小型電動噴霧器モーターフォグ(MF)を上下に2台取り付け、首ふり自動走行しながら薬剤散布可能な自動走行台車を開発した。当初12Vバッテリのみでの運転を目指したがMFの消費電力が大きく、1.8kVA発電機の搭載が必要であった。走行速度は0.1~7.5m/分、噴霧量は0.3ℓ/分×2台が可能であった。この自動走行台車を用い、カンザワハダニとアザミウマ類に対する防除効果と薬剤の付着量を検討した。その結果、MF区では慣行区より散布水量や薬剤の付着量が少なかったにもかかわらず、処理1週間後までは慣行(手散布)区と同等の高い防除効果を得ることができた。しかし、2週間目以降はサイド側の上部や下部では再増殖が見られたため、薬剤の散布量や散布方法(上下の首ふり幅や高さ)等、再検討する必要があると考えられた。
カテゴリ アスパラガス 栽培技術 大規模経営 品種 防除 薬剤

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S