マツ盆栽等の輸出解禁・緩和に必要となる病害虫防除方法の開発 2マツ類葉さび病菌の担子胞子の飛散距離の調査

課題名 マツ盆栽等の輸出解禁・緩和に必要となる病害虫防除方法の開発 2マツ類葉さび病菌の担子胞子の飛散距離の調査
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 病害虫防除所
研究期間 完H29~R1
年度 2020
摘要 目的:マツ盆栽等の欧米への輸出に向け、植物防疫上の課題となっているゴマダラカミキリ、マツ類葉さび病およびこぶ病について、寄生性や発生調査を行うとともに有効薬剤を探索して防除体系を確立する。また、マツ類葉さび病およびこぶ病について、盆栽栽培技術である芽切り作業等の耕種的防除の有効性を証明する。
成果:公渕森林公園および香川県森林センターに植生しているキハダさび病発病木を起点として周囲のマツ類(アカマツ、クロマツ)での葉さび病の発病状況を調査した結果、公渕森林公園ではキハダから240 mの地点において、香川県森林センターでは100mの範囲で発病が認められた。公渕森林公園のキハダさび病発病木からの距離別に担子胞子のトラップとしてプランター栽培したアカマツの苗木を設置し、精子器およびさび胞子堆を確認したが、3月末までの調査ではキハダから0m地点で発病が認められたのみであった。以上のことからキハダからの担子胞子の飛散距離は300m程度と推定された。
カテゴリ 栽培技術 病害虫防除 防除 薬剤 輸出

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