果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2) 品種に対応した安定生産技術の確立 (3) 新しい病害虫管理技術

課題名 果樹の品種開発とその普及定着に向けた安定生産技術の確立 2) 品種に対応した安定生産技術の確立 (3) 新しい病害虫管理技術
研究機関名 香川県農業試験場
研究分担 府中果樹研究所
研究期間 継H25~
年度 2020
摘要 目的:香川の新しいブランド「さぬき讃フルーツ」を推進するため、オリジナリティ豊かな品種を開発するとともに、安定的に生産するための技術、低コスト技術、高付加価値技術を開発する。
成果:ビワのビワキジラミやアブラムシ類に登録のある薬剤の発蕾期(11月)におけるビワキジラミへの防除効果を検討した結果、DMTP乳剤とピリダベン水和剤は高い防除効果が認められ、マラソン乳剤は防除効果が認められ、アラニカルブ水和剤は防除効果が認められなかった。カンキツの訪花昆虫(コアオハナムグリ、ケシキスイ)に対するシアントラリニプロールSEの防除効果を検討した結果、対照のアセタミプリド顆粒水溶剤2,000倍と比べて優る防除効果であった。キウイフルーツかいよう病Psa3に対する各品種の切り取り葉を用いた抵抗性評価を行った結果、「さぬき花粉力」がやや弱~中、「さぬきゴールド」、「さぬきエンジェルスイート」、「K-12」、「香緑」が中~やや強と評価された。キウイフルーツ各品種の切り取り枝を用いたPsa3に対する抵抗性評価を行った結果、「さぬき花粉力」は褐変程度が高くなる場合があったことから、Psa3に対して抵抗性が高くない可能性が考えられた。
カテゴリ 害虫 管理技術 キウイフルーツ 高付加価値 抵抗性 低コスト びわ ビワキジラミ 品種 品種開発 防除 薬剤 その他のかんきつ

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